利用している高速道路について考えてみよう!

『インフラ長寿命化基本計画』

土木構造物の寿命は50年?

土木構造物の寿命は50年がひとつの目安と言われています。つまり、高速道路は高度成長期に造られ、もう少しで目安の年を迎えることになります。では、寿命を迎えようとしている土木構造物はどのように考えればよいのでしょうか?人間に例えていうなら、この世に必要とされている場合、延命の措置を行うはずです。それは道路でも同じことです。

土木構造物は主にコンクリートや鋼材などでできています。したがって使用している材料や構造そのものの耐用年数に大きく左右されると思います。工場製品のため品質にばらつきの少ないと言われる鋼材。それに比べて現場で固まっていくコンクリートの場合は、現地での施工方法や気温や気候に左右されることが多いため、品質にばらつきが出やすくなります。

寿命を縮める外的要因!

構造物が鉄筋コンクリートの場合には、設計図どおりにコンクリート内部に鉄筋が正しく配置されているか、鉄筋がコンクリート表面に近すぎると錆びやすくなり、構造物の耐久性に非常に大きな影響を与えてしまいます。

それらだけではありません。土木構造物は設置された場所の自然環境にも左右されます。常に外気にさらされ、また、その設置地域の気候による気温や天候による風雨などの影響を受けます。例えば鉄でできている鋼材は、海岸に近ければ潮風の影響を受け、錆びやすくなります。

そのほかで言えば、計画段階で予定していた通行車両の量や車両の重量などもそうです。道路で言えば、大型貨物自動車などの過積載なども構造物の耐用年数に影響を与えているのです。 外部から加わる力が、その構造部材の耐力に余裕がある場合でも、その過ぎたる力を繰り返し受け続けた場合、材料にもムリが生じ、劣化の進行速度が早まり、やがて部材の破壊につながります。


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